§ Short Notes from the Long History of Happiness

Michael Leunigっていうオーストラリアのアーティストなんだけど。
この人の『Short Notes from the Long History of Happiness』って本が大好きで、
もう何度リピートしているかわからない。

何年前だったか、もう忘れちゃった。
友だちの一人がこの本を僕に紹介してくれたんだ。
その人はとても美しくて、聡明で、且つ、とても個性的だった。
僕は彼女の顔に見とれながら、とりとめもなく話し続けるのが大好きだった。

始めは、アニメ、美術、建築、など
ホントにとりとめもなくいろんな話題について話した。
そのうち、自然な流れで音楽の話になって、
僕ら二人ともRadioheadやMatthew Herbertに傾倒していることがわかって。
その後の話題は音楽一色になった。
僕らはずっと音楽の話をしていた。

彼女が帰国する直前のある時。
この『Short Notes』を持ってきた。
大好きな詩集だから読め、って。

その場で読み始めたのだけど、
どうってことない日常の一コマから
当たり前だけど特別な瞬間を切り取った
とても素敵な詩集だった。
素朴さを保っていて、ごく自然に心に沁みてくる文。
すごく簡単(?)でキュートな挿絵が入っているのだけど
それも作者自身が書いたものだった。

すっかり魅了されてしまった僕は
とりあえず気に入った詩をいくつかピックアップして
コンビニでコピーさせてもらった。

家に帰ってからインターネットで検索。
ホントに世界中のサイトを見て回ったのだけど、
その時は運悪くUSのアマゾンの中古しかなかった。
それでも僕はあの本が欲しくて
その本をマーケットプレイスで買った。

それが今も手元にある。
心が萎えたとき、
繰り返し、繰り返し、読む。

癒されているのかはわからない。
でも、ここにある詩がくだらない悲観から
僕を守ってくれているのは確かだと思う。

なんだか心が痺れてよくわからないときでも
踏み外すわけにはいかないから、
こんな本を読みつつ、
萎えた心を奮い立たせる。

Posted by tomo at September 20, 2008 12:00 AM | ESSAY |