§ The Compilation

自己ベストのコンピレーション。

手前味噌すぎて今までためらっていたけれど。久しぶりに自分で自分のBlogを読み返してみたら新しい発見があったので、自薦エントリーをピックアップ……。

ホントにごめんなさい!もうしません。

一応、客観的な選定基準はある。ログをざっとみて定期的にトラフィックのあるエントリーを抽出。さらに内容を吟味して、賞味期限の切れていないものを残してみたつもり。では、どうぞ。

REVIEW

§ yugop作品の魅力

…操作感云々以前に作品の根底にあるコンセプトの独創性を見逃してはならない。そのコンセプトの独創性があるからこそユーザ体験を「シンプルな規則性」へ還元できるのであり、これなしにyugop作品の持つテイストは完成しない。…

あまり真剣に論じられない中村勇吾作品の本質に迫ったエントリー。本人コメント必見。


§ amaztype雑感。

…経済の対局にあるアートワークが自ら経済をまとうことによって生まれる逆説的な組み合わせの妙味がamaztypeの面白さの本質であると思われる。…

yugop作品の一つ、amaztypeへの批評。ついでにアートと広告の関係についても言及。


§ 灰羽連盟

…「自分にはたすけてもらう価値のあるのか?」という問いには自分では答えられない。この問いの無限ループから抜け出すには「自分ではない他人」のたすけが必要なのだ。しかし、「たすけて」というためにはこの問いの迷路から抜け出さなければならない。抜け出すためには「妥当性」ではなくてたすけてほしいという、理性を超えた感情というか「想い」が必要だ。また、そんな人をたすけるために必要なのも理性を超えた想いなのだ。誤解を恐れずにもっと言ってしまうと、愛しているからこそできることであって、それは理性から導きだされる妥当性によるものではないのだ。…

アニメの紹介のつもりだったのに…。自分的にかなり印象深いエントリー。


§ 土岐麻子に告ってみる。

…土岐麻子の歌に見える「隙」というか未完成さからは、彼女の穏やかな感性が伝わってくるし、それによって彼女は歌に個性を与えているように思える。だから、正直に言うと、歌はあまり上手になりすぎないでほしいなんてことを思っていたりして…。

§ 土岐麻子『Debut』

…まず特筆しておきたいのは、土岐麻子の作詞能力。ハッキリ言って、そこいらにころがっているエセ詩人が消し飛ぶ、強い個性を感じさせる。…

土岐麻子三部作(?)のうちの二つ。わりとちゃんとした土岐麻子ガイドになっていると思うけど…どうでしょう?


§ 佐渡裕&シエナ・ウィンド『ブラスの祭典 3』を聴いてみた。

…佐渡とシエナがチャレンジしている表現の方向性は多いに可能性を感じさせるものであり、このまま成熟してゆけば他に変え難い個性となるだろう。大きな困難を伴う作業ではあるが、俗っぽく媚びずにこのままチャレンジを続けてほしいものだ。…

ハッキリ言ってウィンドミュージックは素人だけど、それなりにちゃんとした考察を入れてみた。


§ 東京のオペラの森/ヴェルディ:レクイエム

…フェスティヴァルというレアな状況が生み出した副産物ではあるのだが、今回の彼の指揮ぶりには、このような彼の音楽づくりの意図が、普段よりも明確に表現されていたと思う。そのマエストロの意思表示を得て、今回の演奏者たちは文字通り最善を尽くしたと言ってかまわないと思う。…

§ Jon Nakamatsu played Tchaikovsky

…どの局面においても「演技過剰」になることなく、その楽曲が元来備えている美質をあざやかにヴィジュアライズした点にある。わざとらしいギミックを用いることなく、楽曲中に現れる動機や主題を的確に描画することで、あくまでも自然に(そう感じさせるように)それぞれの要素の性格の違いを描き分けていた。緩急自在な表現と書くと陳腐だが、そう表現するしかないだろう。それが非常に高いレベルで達成されており、その小さな積み重ねが全体的には非常にドラマティクな対比につながっていた。このあたりのセンスの良さは、彼が単なるピアニストではなく完成された音楽家であることを示していると思う。…

どちらも名演だった。

BUSINESS

§ 決め手はiPodとのコネクティヴィティ

…iPodが携帯電話ではないという一点こそが、iTunesが着うたに対して持つ最大のアドヴァンテージだ。iPodユーザは音楽を楽しむ際に、コミュニケーション機会の損失リスクが存在しない。iPodのバッテリーが切れたところでそれまでのことで、携帯電話は問題なく使える。…

ケータイ、iPod、着うた、それにiTunes。これらに言及した中では自己ベストだと思うけど、それらのギョーカイ人にはあまり刺さってないみたい。プンスカ!


§ インターネットに放送の代わりはできない。

…一部の人々にみられる「来年再来年にもテレビがダメになる」という誤解は、当面、妄想のまま終了ということになる。隊長が例示してたけど、フットボールの中継みたいに多くの人が同時視聴するようなコンテンツの配信は、やはり「放送」のほうがふさわしい。…

後半は、コンテンツ配信系ビジネスの考察になっている。


§ 今頃「Yahoo!ブログ」の意味

…BLOGは単なる広告出稿先に止まらず、パーソナライズされた「コミュニケーション・プラットフォーム」として位置づけられる。それによってY!JにとってのメシダネであるPVがさらに稼げれば、BLOGは十分に商品として機能することになる。…

これを書いたのが2005年。数年後、ぜんぜん別の筋からYahoo!ブログ関連の打診があってビビった。

WEB CULTURE

§ 匿名を貫きたい理由。
§ 匿名を「悪」だというなら、正式な手順でそれを証明してみせろ。
§ Webにおける「匿名」の本質

…Webにおける「無名性」を匿名と非難する人は、見ず知らずの他人に対してオープンマインドにはなれないという状態を匿名という言葉を用いてカモフラージュしている。その欺瞞と裏に潜むスノビズム。私が軽蔑するのはその点だ。…

匿名三部作。セットでどうぞ。


§ 世界の果てと、「ストック/フロー」リターンズ。

…/index.htmlに見られるBLOGのフロー的な特徴はコンテンツが露出する第一ステップに過ぎず、Permalinkを持ってコンテンツがストックされることで別の経路からの露出に備えることになる。具体的に言うと、検索エンジンにindividualがインデックスされ、検索されることによって/index.htmlとは異なるもう一つのルートを経由してコンテンツが露出される。それら相反する特徴をもった複数のルートを経由して公開されるコンテンツには息の長い生命を与えられ、エントリーを起点とした継続的なコミュニケーションの可能性を生み出す。…

実は、村上春樹風タイトルがオキニw


§ ハブ電脳待望論者なんて修正してやる

…人が持ち得る意見は際限なく連結され対比されるプロセスを経る。その結果として生成される情報は、想像し得るかぎりのあらゆる視点からの意見が網羅されたカタログのようなものになるかもしれない。恐らく類型化され得る意見はカタログにすべて網羅されることになるだろう。…

キムタケからセマンティックウェブまて強引に持っていったエントリー。読みは外してないと思うけど。果たして、実際はどうなるのでしょう?


ESSAY

§ 子育て問題リターンズ。

…ティーンのうちにさっさと子どもを生んで、25歳までに子育てを一段落させるライフスタイルを、真剣に、しかもものすごい勢いで推奨したい。…


…おまいら、バツイチとか、子ども付き恋愛とか、いちいち気にすんな。ホントに相手のことが好きなら、相手の子どもまで含めて真剣に愛する器量を持て。それが容認できないとかいうメンタリティしか持てないなら、自分は21世紀の日本に生き残るにふさわしくないオールドタイプだと悟れ。…

子育て問題シリーズのベスト。…たぶんそうだと思う。現状認識を踏み越えてライフスタイルの提案までしてしまった、おせっかいエントリー。


§ NEET問題つまみ食い。

…世の中のルールを見極め、知恵と行動力があればわりといろんなことができる。だから本当はどうコケてもとりあえず生きていく事は可能なのだ。ただ、そんな横道、裏道、獣道(笑)について詳しく教えてくれる大人というのはあまりいない。つーか、ダメな大人ほど「ダメになっちゃ、イカーン!」と脅すw。…

獣道って言葉を使ったのはモチヲよりも早かったってことだけは、あえて主張したいw


§ 安易に大学院に進学するのは自殺行為である。

…要するに、特に文系の場合は「マスター」という学歴はなーーんにも役に立たない。わざわざ進んでそんな不利な状況に飛び込んでいくこともないだろうと思う。

しかし、それでも「研究大好き!」な輩というのは少数いるわけで。

そんな人は、ありとあらゆる才覚と運を動員して人生の醍醐味を味わってもらいたい。…

かなり熱く実感入ってます。冗談じゃありません。安易に入院しちゃダメです。結論の先送りはよくありません。


§ 一杯のコーヒーが与える感動。

…たかがコーヒー一杯でここまでやる。また、ここまでするからこそ、通常あり得ない高さのクオリティーを引き出す。言葉のあやではなく、冗談抜きでこのおじさんはコーヒーに命を懸けているのだということがわかって、思わず姿勢を正して話をきいていた。…

あのおじさん、元気なんだろうか…。


§ 語ることで失うモチベーション

…できあがったモノで語る、といってしまうとちょっとカッコよすぎるので抵抗があるが、そう考える以外にスクラッチするために必要な精神的エナジーを得ることができなくなってしまった。…

意外な人気作。

MISC

§ 東京カステラの正体

小鳥さんとこへのリンクだけが重要なコンテンツなのですが。自作機の前の写真とあわせたのがよかったのか…悪かったのか。


§ アリエンティ・サラ

なぜこのエントリーにトラフィックが絶えないのか、まったく理解できない…。大したこと書いてないんですが。

----

とりあえず、こんなところかと思われ。漏れているものは、そのうち別枠紹介ということで。

Posted by tomo at February 24, 2008 12:00 AM | ESSAY | TrackBack |

Comments

Post a comment

Thanks for signing in, . Now you can comment. (sign out)
(If you haven't left a comment here before, you may need to be approved by the site owner before your comment will appear. Until then, it won't appear on the entry. Thanks for waiting.)

サイン・インを確認しました、 . さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


Remember me?