2005/6/19|readymade by いとうせいこう テーマ:forever test
そのプロっぽいこだわりに、ちょっと感動したのがキッカケでエントリーしてみた。
物書きを職業としている人のBLOGをいくつか読んでいるけど、この人のように自らの文体がBLOG的にフィットしているかどうかこんなに真剣に考えているエントリーを見かけることがなかった。恐らく内心では気にしているのだろうけど、プロとしてのはじらいがそれを書くのを躊躇させているんじゃないかと想像していたが、ついに発見。
上でリンクしたエントリーでは反省の内容が書かれているのだが、注目したのはココ。
つまりは「開かれた」感じに書くのがコツのようで、要はレスがつけやすい。俺はどうしても、文章内で完結していなければと思う気持ちが強く、強引にでも結論を出してしまう癖がある。
これがブログ時代にはどうもいけないようだ。
『「開かれた」感じに書くのがコツ』というのは、なんとなく憶えが。
週刊!木村剛 powered by ココログ: 「ツッコマビリティ」に一本取られました!
書き手サイドは、そこにツッコマレルことを予想して、次の論理展開を仕込んでおくわけですが、それで論争が盛り上がり、予想していなかった面白いネタが次々とでてくることがあります。また、予想外の方向にいきなり展開するというハプニング的な議論のプロセスを楽しむことができたりします。
…元気のいいキムタケてのは懐かしい感じがするな。実際懐かしいんだけど。(笑)
それはいいとして。キムタケがいうところの「ツッコマビリティ」。私もプレゼンやるときはよく使うが、BLOGするときには特に意識しない、というかそのテクを使う必要がないと感じている。
その理由をよく考えてみると、面白いことに思い至った。自ら外に向けて問題提起をするようなエントリーを私はほとんど書いていないのだ。
ウチのBLOGのエントリーのほとんどは、外で起こった事件なり、他で見かけたエントリーに対するリアクションとして書き起こされたものばかりだ。つまり、ウチにあるエントリーは同意したり反論したりする目的で「結論部分」を書こうとしている。従って、エントリーはツッコミそのものであって自分がどうボケるかはほとんど考慮されていない。
多分、コミュニケーションそのものが目的ならそれはよくない態度かもしれない。ウチのエントリーたちに付いているコメントとトラックバックの量を見れば一目瞭然。しかし目的が感想垂れ流しというか意見表明であるなら、結論を書かざるを得ない。その場合はネットワーク上にエントリーを晒すことが目的なのだから、それでいいと思う。
で、いきなり結論。「強引にでも結論を出してしまう癖」はそのままにしておいたほうがいいのではないか、と。
ダイアリーだったらユルい文章を流しつづけるほうが見る方も楽しいけど、BLOGは結論まで書ききってくれた方が面白いと思う。せっかくPermalinkの付いたエントリーになるのがBLOGなわけだから、記事単体の価値がある程度高いほうがいいような気がしている。媒体への原稿との差別化というのは私みたいな素人には関係ないが、無理矢理考えてみると、それらの違いは「他人の看板背負わずに書けるか」という部分に分岐点があるような気がする。売れるかどうかをあまり気にせず自分の言いたいことをきっちりと書ききれる、という点が個人メディアとしてのBLOGの最大のメリットだと思うから。
知らない誰かが「見たよ」っていう反応を返してくれるのは確かに面白いけど、私の場合、言いたいことを言い切って文章をネットワーク上に晒しておくだけで欲求の始末はつく。それがどのような反応を引き起こすのかは、期待しないでゆっくりと眺めているほうがサプライズがあったときの喜びが増すので好きかも。
でも、プロはやっぱり人気者にならなきゃダメなのかな…。
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ここまで書いて思い出した。
そういえば1年前に似たいようなトピックをエントリーしていたっけ…orz。
う〜ん、スパイラル。
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