OFFICIAL:ウニタコウボウ
参考:FC web:宇仁田ゆみ インタビュー
参考:amazon.co.jp:宇仁田ゆみ氏インタビュー
宇仁田ゆみ、大好き。
男の子向け、女の子向けの両方で活動する人なので、「宇仁田ゆみ」て、いいよねぇ (´∀`) とか逝っても、まぁハズカシイことはない、はず。しかし、なぜか自分のまわりにそういう言動に及ぶ男子はいない。
それはいいとして(?)、とにかくこの人の描くマンガがどーしようもなく好き。読むのをやめられない。
つい先日『ゆくゆく』っていう新刊が出たばかり。『マニマニ』とか『喜喜』とか、反復系のタイトルが多いウニタ氏。今回もタイトルからしてウニタ節炸裂なわけで、それだけで キタヨ。って感じでだけど。内容がまた『トリバコハウス』のオマケというかメインなキャラたちのサイド・ストーリーで、『トリバコ〜』なキャラにベタ惚れな私としてはもうツボ突かれまくりで。ニヤニヤしながら何度も通読するという、あきれた状態。(…ダメだ、オレ。)
しかし、なぜこうも好きになってしまったのか。整理してみる。
基本的にウニタ作品てのは男の子と女の子のハナシで、それに家族ものが混ざるという感じ。改めて書くのがアホくさいくらいどうってことないハナシのはずなのだが。それが突然輝きだす。
だからといってキレイごとばかり書かれているわけではなく、結構重い設定もサラっと仕込まれていることが多い。例えば、不登校の子や中卒で子ども産んだ女の子なんかも出てくる。そうでない場合でも、登場するキャラは一癖も二癖もあるなんだか一風変わった人が男女問わず必ず一人二人混ざっている。場合によってはそんな人たちが集団で出てくる(!)。一歩間違うと思い切りキワモノぽくなりそうなそんな設定を持っていてもちゃんと共感できるのは、そのキャラたちの見せる人柄のユルさというか隙がなんだか妙なリアルを感じさせるからだったりする。
そもそも登場する女の子たちは特別若くもないし、キラキラの美人…というわけでもない。(と書いていいものか迷うけど。)コンプレックスを抱えていたり、何かしらの欠点を持っていてそれについて悩んでいたりとか。もちろん、カッコいい男子もいるにはいるけど、彼らなんだかみんなユルいし。(笑)だから、ちゃんと探せばホントにその辺にいそうな感じがする。そんな微妙な親密さを感じさせるキャラたちが、端から見れば大したことのない日常を生きている。まぁ、時々殴られたり、追いかけっこしたり、ノゾキやってたりすることもがるが、基本的に、飲んで、食って、寝て、起きて…みたいな。(笑)
でも、そんな当たり前の日常の中に織り込まれるキャラたちの心の動きに引き込まれてしまうのは、そこにある種の「理想的な日常」を見いだしてしまうからかもしれない。クサいセリフはほとんど出てこない。劇的な展開もほとんどない。でも、言いたくても言えなかった一言、思っていても伝わらなかった気持ち、そんな感じのホントなら自分たちの日常生活にも存在すべきなんだけど、リアルでは削ぎ落としてしまいがちなココロの動きがそこにある(…ような気がする)。
そんな感じで「プラス・アルファな日常」が淡々と、しかし十分な共感を持って描かれる。だから、彼女の作品に出てくるキャラたちは子持ちであっても40歳過ぎのおっさん・おばさんであっても、そんなことは関係なく私を魅了して止まない。つーか、ヤバいくらい彼女たちにときめいてしまう。
…三重杉のオサンとしては、マンガを読んで目をキラキラさせている状態というのはよろしくないような気もするが。
ま、いいや。
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