なんとなく「やめておこう」と思っていたのだが、Zガンダムを見るついでに、とうとう見てしまった。
よく考えてみると、『電車男』を最初にエントリーしてから約一年が経過していた。梅田さんまでが『電車男』を読んだりしていたから、これはかなり大規模な祭りになるなぁ…なんて気軽に考えていたら、たった一年で映画化。さらに、8chでドラマになるらしい。
で、肝心の映画。既に各所で賛否両論いろいろ書かれているので、まじめ(?)な評論を期待している人はそちらをヲチってもらうとして。私の感想はというと、
山田萌え〜 ヽ(´∇`)ノ
…これに尽きる。
電車を演じる山田孝之がかわいくてしかたない。もう、ヤバい。すげー萌える。
山田の魅力があまりにも強力すぎて、いつもは好きな中谷美紀の印象が相対的に減退している感じさえする。もちろん、電車を軸にしたストーリー展開なので電車に意識が集まるのは自然の成り行きなのだが、ちょっとした仕草を含めて山田の演技がとにかくチャーミングで、スクリーンを見ながらずっとニヤニヤしていた。つまり、端から見ればオイラは変態オヤヂ確定なわけだが。
ずっと「山田萌え」ばかり書いていると、ヤバいオヂさんの本物になってしまうので、その他のポイントも少し書いてみる。
まず、AAは使いどころにかなり苦心している様子がわかった。これは成功とも失敗とも言い難い微妙なところで、今後研究する必要があると思う。(ナガオカケンメイさんとか、好きそうな気がする。)
単純にAAを画面に出してくる部分もあるのだが、ちょっとしたモーショングラフィクス的な効果を入れている部分もあり、全体的になかなか手が込んでいる。しかし、そのすべてが効果的だったかというとちょっと疑問。特にラストは無理矢理入れたな感がちょっとあった。もう少しさりげない使い方のほうがストーリーの根底ある「真摯さ」をより強く表現できたのではないか、と。電車男の場合、2ch的ノリはあくまでもオマケなわけで、ストーリーの本筋は掲示板を介してクロスする人々の気持ちの動きなわけで。今回の場合、AAは添え物に成り下がってよかったのだと思うけど。どうかなぁ…。
メインテーマを際立たせるという意味では、本筋にさりげなく絡められた板住人たちのサイドストーリーがとてもよかった。というか、この映画の最良の部分じゃないかと思う。特に説明めいたセリフがないにもかかわらず、画面に配置されるアイテムがそれぞれの背景を雄弁に語っていたし、セリフにあらわれない演技から伝わってくる彼らの気持ちの動きが、物語全体に奥行きを与えていたような気がする。
また、最終的には原作(?)を少し離れて映画独自の展開を選んだ決断もよかったと思う。電車の思い詰め具合がより鮮明に描かれて、ストーリーの核心にちゃんとフォーカスできていたと思う。でも、”百式”で電車が走るシーンはちょっとドラマティックすぎたかも。映画的にはOKなのだと思うが、『電車男』が描こうとした世界てのはあくまでも日常と地続きなリアル感だと思うので、その辺はあっけないくらい普通でよかったのかも。
中谷美紀のエルメスはどうよ?てな感想を見かけたこともあるが、まぁ、あれはあれでいいような。もともとエルメスてのはかなり微妙なキャラなわけで、彼女のサイドストーリーを補完しないかぎりあれ以上エルメスのキャラに奥行きを持たせるのは難しいと思う。
最後にちょっと音楽を。思った以上に音楽は丁寧に作られていた。でも、いくつかの主要な動機が繰り返し出てきてライトモチーフ的な用いられ方をしていたのだけど、ちょっとくどいなと思う面があった。これは作曲家ではなく、サントラ編集の人のセンスだと思う。
なんだか結構文句ばかり書いた気がするけど、全体的には山田萌えだけで充分に楽しめると思う。損した気分はしなかった。
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この一年間に起こった電車現象を振り返ってわかったことが一つ。
このムーブメントに乗っかったヤツらの中では、新潮社の態度が一番納得できない。
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さらに。
よく考えてみたら、Zガンダムと電車男て「百式」つながりぢゃん。
ただでさえまぶしい百式がさらに輝いて見えるのは俺だけか…。
(あ、ちなみに田口さんの百式ぢゃないよ。)
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