Yahoo!ニュース - ITmediaニュース - はてなと楽天が提携、ポイント移行が可能に
参考:My Life Between Silicon Valley and Japan - はてなという会社全体の印象について
はてなについては、以前こんなエントリーを書いていたのだけど。
ほとぼりが冷めた頃にやっとホンネが出てきたようだ。梅田さんが取締役に就任したようだし、ようやく本気でビジネスする気になってきたのかもしれない。
予想された既定路線の一つではあるのだけど、表向きCCCではなく最初に楽天と手を結んだと発表するのはいい判断だと思う。(TSUTAYAの個人情報の扱いを知っている人には、ちょっと印象の悪いニューズとも取られかねないのでね。)そうは言っても楽天は既にTSUTAYAとポイント交換サービスを行っているので、実質的には「CCC−楽天−はてな」という図に変わりはないのだが。
はてなはユーザの個人情報登録問題への対応で、経営判断の甘さ、そして会社組織としての脆弱性をさらけ出してしまったわけだが、梅田さんをひっぱり込んだのはGJだと思う。これでビジネス面での現実的な判断がきちんと下されるようになれば、単なる技術オリエンテッドな先端集団で終わることなく、真っ当な会社としてまだまだ伸びることができると思う。それだけ素養は持っていると思う。
エントリーを読んでいる限りだと、梅田さんははてなに対してGoogle的なコンテクストでの先進性を感じているようで、その可能性を評価しているようだ。
その点に関して私は否定も肯定もしない。ただし、ビジネス的な面から見ると今のはてなに感じるのは「物足りなさ」であり、自分たちの持つさまざまな資産を有効に活用できていないように感じる。
それにしても、はてなの所有する人的資産のクオリティの高さは他の集団と比較しても抜きん出ていると思う。今のところその点におけるアドバンテージがはてなを他から際立たせているわけだが、そこに経済的な裏付けとしてビジネス的な手堅さが加われば、はてなが大きく化けることはあり得ることだ。
本人たちにはその気などないのかもしれないが、現実にビジネスを展開している以上ある時点で「大人」になってゆくことは避け難いイベントだ。Googleがそうであったように。
ただ漫然とその時を待つのではなく、はてなが自身が戦略的に将来を見据えてビジネスを展開してゆくことができれば、とてもユニークな存在になれる可能性は高い。その後見人として梅田さんは最適の人材だと思う。
さて、はてなは面白い大人に成長できるだろうか。ビジネスの罠にはまることなく、また、ビジネスの現実がつきつける理不尽さに絶望することなく、いい感じに彼らが成長していけたら面白いのだが。
期待しつつヲチってみようと思う。
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