nikkeibp.jp:新社長を直撃! 日本マクドナルド その1〜強いところをより強くしていくのが経営
nikkeibp.jp:新社長を直撃! 日本マクドナルド その2〜早朝営業とメイド・フォー・ユーで顧客満足度を高める
nikkeibp.jp:新社長を直撃! 日本マクドナルド その3〜現場に行かなくては分からないことがたくさんある
via ネタフル
やるなぁ、ハラダさん。
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まずは、McDonald's Holdings Japan にある決算説明会の模様を確認、と。(資料)
2004年の基本戦略を見ると、まさにジョブズ復帰直後のAppleが採った再生プロセスの追体験といった趣。個人的には「メイド・フォー・ユー」の導入が強く印象に残っていた。
それで肝心な結果はというと、売上高2%増、経常利益283.7%増(ともに前年度比)、当期純利益36億80百万円也。お見事。もうちょっと苦戦するかと思ったけど、就任第一期目としては及第点以上の成績を上げたと言っていいと思う。
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社長トークのうんちくはみんな面白いのでそれぞれ読んで頷けばいい。たとえ経営者でなくとも参考になる、あるいは知っておくべきことが網羅されていると思う。例えば「弱いところを克服するよりも、強いところを強くしていくことの方が重要」
とか、「どこにマクドナルドの価値や強みがあるのかをしっかり把握すれば、何をやればいいのかは自ずと分かる」
とか。
その中で個人的に面白いと思ったのはこれ。
nikkeibp.jp:新社長を直撃! 日本マクドナルド その3〜現場に行かなくては分からないことがたくさんある
IT業界は、スピードが速いと言われますが、そんなことはない。日本マクドナルドに来て、むしろIT業界の方が動きは遅い(笑)と実感したほどです。マクドナルドでは、今日やったことの結果が明日には出る。こんなにスピードが要求される会社はないですよ。この会社は、毎日1億人を対象にビジネスをしていますからね。マスマーケティング、コンシューマビジネスの極みです。
確かにその通りだと思う。アイテー業界(笑)の場合、騒がしく動くわりにはその行動が結果に反映されるまでに一定のタイムラグが常に存在する。そのビジネスのスピード感が意外にノロいというは実感を込めて共感できる部分だ。基本的にすべての活動に「システム」が介在するのが最も大きな原因なのだが、足かせとなっているそのシステムを用いなければ実現できない用件がクリティカルであるため、システム抜きにビシネスを推進することができない。
マクダーナルの場合、いわゆるシステムの持つメリットが最大限に生かされる場は情報の伝達・管理部分であるが、それは内部プロセスの一部に過ぎない。最終アウトプットである総合的な意味でのサービスの提供に決定的な影響を与えるのは、システムの要所に配置された人的リソースであり、彼あるいは彼女が持つ柔軟性や可能性を文字通り活用するメソッドを含めたそれら全体が彼らの「システム」となる。
このようにマクダーナルの「システム」はビジネスの推進力を高めるために全体を最適化する必要があるわけだが、アイテー(笑)の場合、プロセスの部分的な最適化にのみ注目してしまって、それがかえってビジネス全体の推進力を相殺してしまうことにつなることも少なくない。それがIT業界動きの遅さにつながっているのだと思う。
実は、「できたてのものを、お待たせしないでお出しする」
というコンセプトをそのまま実現した「メイド・フォー・ユー」に私が興味を持ったのも、実はそういったプロセス・マネジメント的な側面からだった。
決算説明会の質疑応答にもあるように、普通に考えれば「メイド・フォー・ユー」はクオリティ面での改善こそあれ、商品をサーブするまでの時間が遅くなるのではないかという懸念が浮かぶ。恐らくTOC的なロジックに基づいたプロセスが導入されているのだろうと思うが、現実には時間あたりの製品出荷量が増加し、作りたてのものをサーブすることでクオリティ面の改善にもつながっているわけだ。
このように考えてみると、2005年のマクダーナルはプロセス改善によって現存リソースの潜在ポテンシャルを引き出すことに徹していたことになる。そのファースト・ステップにある程度メドが立った今年はさらに上のステップへ進むことが期待される。恐らく2005年以降こそが原田氏の手腕の本領が発揮される場となるのだろう。ヲチヲチっと。
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