OFFICIAL: Tomoko Ninomiya's Web(著者)
参考:のだめカンタービレマニアックス
参考:ZAKZAK:講談社漫画賞に「のだめカンタービレ」など4作品
これはおもしろい。
まったくノーマークだった作品だけど、第1巻の表紙を見て直感で「イケる!」と踏んで大人買い。
3時間ほどで最新刊(全9巻)まで読破。
読後ググってみたら、講談社漫画賞とやらを受賞した作品だったらしいことがわかった。
いわゆる音大モノで、かの名作『いつもポケットにショパン』(くらもちふさこ著)に並べても違和感はないような設定なのだが…。作風や展開はまるで違って、基本的に明るく楽しいお笑い系(?)。
素人(?)が音大系のハナシを書くと、知らぬが故に実際にはあり得ないような頓珍漢な出来事や空々しいウソを書いてしまいがちだ。(一応、私も音大系の端くれなので、気になるんですョ。)でも『のだカン』は取材がうまくいっているのが、著者がもともとそれ系の人なのか、そのへんのバランスがよく、音大系の人が読んでものけぞるほどの違和感はないだろう。(いや、もちろん「ありえね〜!!」って一斉にツッこみたくなるところは多々あるけど、それまで削ぎ落としてしまうと物語としての面白さがなくなっちゃうので。黙認が吉ですよ。)
それは心の棚に置いておいて。
主人公はふたり。
一人は世界的ピアニストの息子。ピアノ科でありながらヴァイオリンも上手で、指揮者になりたいという男の子、千秋。音楽的には申し分ない才能を持っていて、しかもカッコいいので学内のプリンチペのような扱いらしいが、最初は性格が込み入っていてとっつきにくそうだった。(その後、徐々に変化する。)いろいろあって飛行機に乗れないという弱点アリ。
もう一人はタイトルロールの女の子「のだめ」。前述の男の子が住むマンションの隣の部屋に居住。同じくピアノ科。すげー美人顔ではないが、まぁ、強いて分類すると癒し系か(?)。性格はおおらかで、ずぼらで、片付けができなくて、ちょっとかわっているけど、個性的で素敵な演奏をする。
同じ音大に通うこの二人を軸に物語が展開。始めは「芸術道〜!!」みたいなものを描くのかと思ったけど、第9巻まで読んだ感じだと千秋とのだめの「さわやか系ラブストーリー」(←なんだそりゃ?)のような気がしてきた。
いろんな登場人物がでてくるけど、基本的に極悪な人はいないような気がする。なんだかんだ言いつつも周囲ものだめたちをあたたかく見守る系の動きをする。特に、のだめを通して変わっていく千秋と、その千秋の変化を通して変わっていく仲間たちの変化を見るのは、なかなか清々しい気持ちよさがある。それが魅力かと。
しかし、もっとよく考えてみたら、それ以上に惹かれている要素があることに気がついた。
のだめの性格、ウチのカミさんによく似てるわ…。
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