寝食を忘れて働いていたらいつの間にか4月。書きかけたエントリーが散乱しているが、今となっては既に旬を過ぎた(?)トピックが多いので公開するかどうか微妙。…気がつけば明日はe.s.t.の来日公演ぢゃないですか!
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OFFICIAL:Bunkamura 15周年企画 e.s.t.
OFFICIAL:e.s.t.
地元スウェーデンはもちろん、EUROやUSAでも評価の高いピアノ・トリオである「e.s.t.」。ピアノ・トリオの持つ可能性を新たな段階へ引き上げた、といっても文句は言われないと思う。昨年初来日を果たし、日本でも急激に評価を高めている。
ユーロのジャズ事情を知っていれば必ず聞いたことがある、と予想できるくらいその筋では有名なピアノ・トリオである、e.s.t.。彼らの音楽の斬新さを理解してもらうには聴いてもらうしかないわけだけど、なんとか書いてみる。
上であげた鯉沼さんのところのページを見てもらえるとわかるが、とにかく各国で大絶賛されている。
ジャズとは何かではなく、ジャズはどこまで可能かを示すことが出来るトリオ (ニューヨークタイムズ紙)
これほど21世紀のダンスグルーヴとアコースティックジャズ・ピアノを堂々と組み合わせるグループは世界に彼らしかいない (ザ・タイムス紙)
私がはじめてe.s.t.を聴いたのは<Winter In Venice>。その時の印象は、確かに美しい演奏もするし個性も感じられる表現もある(けど、それだけ)、という感じ。そのような印象を吹き飛ばしてくれたのは、昨年開催された「THE SYNERGY LIVE 2003 at KIOI HALL」での彼らの演奏を聴いたとき。これが本当に強烈な印象を残した。
まず驚いたのは、エフェクターとさまざまなパカッションを駆使して、従来のピアノ・トリオの概念を超えた非常に多彩な音色とリズム・フィギュア用いて多彩な効果を引き出していたこと。それだけでも注目すべきなのだが、彼らはそんな雑多な要素を表現に完全に結びつけていたのだ。
そのおかでげ私は演奏から感じられるエモーションに無理なくフォーカスすることができ、まさに音楽を感じることができる状態に到達することができた。実に久しぶりに音楽を聴いた、と実感できたひとときだった。
近くに座っていた20代の女の子二人組(もちろん知らない人)の一人は、終演後でもなかなか席を立とうとしなかった。私もそうだった。それは放心状態で立つことができなかったからなのだが、どうやら彼女も同じだったらしい。しばらくして、彼女が言った一言はそのときの私の気持ちをまさに代弁してくれていた。
「…なんだかわからないけど、とっても切ないの」
最近、そんなふうに感じさせてくれる音楽に出会ったことある?
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