OFFICIAL: Macromedia - MAX 2004 Japan
行ってきました。参加したのはB-1とB-3。とりあえず感想&メモを書きます。
(誰のセッションかは、公式サイトで確認。)
先にB-3。
基本的にはポートフォリオを丁寧に見せてもらった感じだったが、結構サービス(?)がよくて、どんなエクストラ使ってるかなど、ものすごくベーシックな疑問にも答えてくれる内容。
個人的に興味深かったのはスケッチ。いくつかのスケッチは作業のプロセスをちょろっと見せてもらえた。見たからすぐに役に立つわけじゃないけど、プロセスを見せてもらえると、何をどう考えるとスケッチや作品に結びつくのかがわかってとても面白い。こういうプロセスを見せてもらえるととても勉強になったりする。もともとこの講演者にTIPS的なものを期待していないので、それだけで充分モトがとれた感じ。
(もし機会があれば、だけど)次回はDirector的ネタから離れて、スケッチのコンセプト・メイキングの部分をもう少し掘り下げて話してもらえると自分的にはうれしいんだけど。
次、B-1。
こちらは、まさにこちらが望んだ内容のセッションだった。この人のセッションは過去に数回参加しているんだけど今回が最も満足度が高い。
内容を一言に要約すると、機能の実現を超えてインターフェイスは何を表現できるか、といった感じ。…こういう話が聴きたかった、うん。(自己満足!)
最もシンプルな状態のユーザ・インターフェイスは、ユーザによるある特定の作用に対して約束された(あるいは予想される)機能(あるいは現象)を単純に返す(結びつけている)。たとえば、普段使用している家電品であるとか、あるいはワープロなどのアプリケーションのユーザ・インターフェイスなどはこれにあたる。
彼によると、ユーザ・インターフェイスが担うことができる役割は「機能提供」にとどまらない。ユーザ・インターフェイスが持つ規則と構造を洗練することで、それが提供する機能が本来持っている以上の価値を表現することができるという。
確かに、彼の作品をみていると、そのコンテンツが本来持つ以上にそこでの体験が豊かであることに気づくことがよくある。これまで私はその「豊かさ」がユーザ・インターフェイスによってもたらされていることまでは気づいていた。しかし、どうやったらそのような豊かさを表現するインターフェイスになるのかという点において、ちょっとしたミッシング・リンクが存在していた。
彼の作品を真似してみるとわかるが、ちょっとした機能や動きを真似して組み合わせても彼の構築したインターフェイスのような豊かさを体験することができない!
それを解決するヒントはインターフェイスが必然的に持つ「規則と構造」の関係にあった。
今まで私は構造が必然的に規則を導きだすと考えてきた。構造の正当性は実現すべき機能によって定義されると考え、正当な構造があればふさわしい規則が導きだされると思っていた。あるレベルまではそれでまちがってはいない。しかし、彼の構築するインターフェイスがもたらすような体験の豊かさを求めた時それだけでは不足だ。
彼か今回示してくれたプロセスを見てわかったのだか、ユーザ体験の質を直接的に決定付けるのはユーザが求めている機能(あるいはそれを生み出す構造)ではなくユーザが従うべき規則の方だった。ふさわしい規則を定義しそれを保証するように構造が決定される。そしてその規則はシンプルであればあるほど構造に一貫性を与え、規則と構造の関係に妥当性を与える。
ユーザは機能を求めているわけだけど、機能の定義する構造に従いたいとは思っていないわけだ。機能はユーザの欲する規則が必然的に導きだす構造によって実現されるべきだ、と。
なるほど。こちらの考えのほうが正しい、とゴーストがささやいている。…まぁ、当たり前だよね。ホント。でも、それが無意識では理解できていなかったんだな。
今回はその状態を突破するキーをもらえた。あとは自分ががんばるだけ。
恐らく私は彼とは違う方法で表現すると思うけど、いつかは彼の作品が持っているような質の体験をもたらすようなものをつくれるようになりたいなぁ、と。無理かもしれないけど。まぁ、また続けてみるか。
今更ながら、yugopすごいなー、と。オレ、同じ年なんだけどな…。
Thanks for signing in,
.
Now you can comment. (sign out)
(If you haven't left a comment here before, you may need to be approved by the site owner before your comment will appear. Until then, it won't appear on the entry. Thanks for waiting.)
サイン・インを確認しました、
.
さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)
(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)